DIY沼にはまりゆく花嫁の話-ふたマップ編
下を向いて歩こう
涙がこぼれおちるように
砂にまみれたマンホールの蓋が涙で洗われその姿を現したとき
君はマンホールの、そしてこの街の
素晴らしさに気付くことができるだろう
とは誰の言葉だったか。言ってないか。
でもこの引用の書式にすると何でももっともらしい体裁になるもんだ。
マンホール鑑賞。
近年マンホールカードだとか自治体で作成されてたりテレビでとりあげられたり、
すっかり国民的な趣味となりました。ね。
よーく見ると、結構凝ったデザイン多いんです。
私は6年前くらいに岡山駅でふと目についたマンホールが犬や猿を率いた桃太郎のデザインであることに感動して以来、マンホールを見かけては撮影する「ふた集め」をゆるゆる行っております。
▼これこれ
【ふた集めのメリット】
・「趣味は?」と聞かれたときひとまず興味を持ってもらえる
・収集癖が満たされる
・タダでたのしめる
・どんな辺鄙なとこでもたのしみを見いだせる(むしろ東京23区は同じデザインが多くあまりたのしくない)
・ちょっとやそっとじゃコンプリートできないためライフワークとして最適
・市の花や特産物、イベントなどその土地の知識を得られる
【デメリット】
・街中で立ち止まって撮影しているとちょっとあやしい
・撮影時、車や歩行者の通行の妨げとなる場合がある
ちらっと考えただけでこのメリットの多さ!
本題は結婚式の飾りをつくったよって話。
もちろん彼ともいろんなところにお出かけするたび蓋をゲットしていたので、一緒に行ったところを地図にして、蓋の写真を紹介しました。
【やったこと】
・黒板にチョークで日本地図を下書き。
・チョークをこすってうすくして、ソリッドマーカーで本番書き。
・下書きのチョークは水拭きして消す。
・建築模型で使う緑のもこもこ(ランドスポンジ)を接着剤で貼りつける。2人で行ったことのある都道府県は黄緑、まだ行ったことがないところは未開の地感を出すため濃い緑にしました。
・スマホdeチェキで撮りためたふた写真をスマホから現像。うまい具合に並べる。マスキングテープでぺたっと貼る。
・その他らくがきする。
▼できた
▼いちばんのおきにいり、桑名のはまぐりくん
ゲストの皆さんが興味あるかはさておき、今後も行ったとこが増えたら更新してたのしみたいなと思います。
ていうか結婚証明書だとか、絶対必要なものを放置してこんなのやってました。式の前々日に。
テスト前にやっちゃうお片付けみたいですね。人間の性でしょう。
※今日のように台風が迫っている時はマンホールにむやみに近づくのはやめましょう!
DIY沼にはまりゆく花嫁の話-サンキュータグ編
披露宴のお見送りのときに新郎新婦から渡すちょっとしたプチギフト。すっかり定番になってます。
これ、地味に迷いました。
他の人の式で何もらったかって、結構忘れてるんだけど。引き出物もあげてるんだし、もういーじゃんって気もするけど。
せっかくならちょっと気が利いたものがいいなーとか、重くなって負担になってもなーとかいろいろ検討した結果、
コラヴィータのオリーブオイルにしました。
実用的だし25mlでかなり軽いし割れたりしないしおしゃれっぽい。
しかもオリーブって「平和」の意味がある。ノアの箱舟に由来しているようなんですが、だいたいの願い事で「世界平和」を祈ってる私にはもってこい!
(み〜んな平和って、手っ取り早くすべて解決する願い事なんじゃないかと思っています。)
(ていうかiPhoneで平和って打ったらハトが葉っぱくわえてる絵文字でてきたんだけどこれってもしやオリーブか??)
あと、実をつけるために相性の良い木を寄り添わせて育てる方法があるようで、その様子から「夫婦の木」と呼ばれているみたい。
うーん、結婚式っぽい。ぽすぎるぞオリーブ。
ただ、この商品はとても小さいのでこれだけではちょいとさびしい。ていうわけでタグをつくりましょう。これまためっちゃアナログでつくりました。
【使ったもの】
○厚口トレーシングペーパー
○ペン
○麻ひも
○ソリッドマーカー
○穴あけパンチ
○はさみ
100均(キャンドゥ)の厚口トレーシングペーパーを買ったんですが、結構丈夫!7枚入だけど、1枚でたくさんタグがつくれます。エコノミー!
【やったこと】
・ソリッドマーカーで適当に葉っぱの枠を書く
・パンチでひもを通す穴をあける
・ペンでthank you、日付、2人の名前を書く
・切る
・麻ひもでボトルに結ぶ
こんな感じですね。原始的。
ペンは油性ペンなら書けるはず。黒の文字は水性のプロッキーで書きましたが少しはじくかも。
トレペも印刷できるみたいですが、紙とプリンターの種類にもよるようなのでびびって断念しました。
トレーシングペーパー、ただの紙よりちょっと特別感がでてよいです。透けてるってときめく。
でもこの葉っぱの形、オリーブじゃないだろ。
DIY沼にはまりゆく花嫁の話-芳名帳編
芳名帳とは?
出欠のため名前を書く紙たち。
以上。
しかしこれ、式場で買うと2000円3000円、平気でかかる。しかも中身がバラバラにできない場合は新郎側と新婦側で2冊必要だったりする。
んー、なんか癪だ。好きなデザインもあんまりないし。
てことで、描きました。
いろいろブログとかみたんだけど、アルバムに布貼ったりもなんか面倒。
で、とてもシンプルに、描きました。
【使ったもの】
○表紙・裏表紙になる板2枚(NTラシャボード)
○中身の紙10枚(黄身がかったタント紙)
○ひも
○中身を書くペン(プロッキー)
○表紙を書くペン(ソリッドマーカー)
○バインダー
紙については新宿の世界堂、ひもとバインダーは100均で購入しました。
はじめて使ってみたソリッドマーカーは、いろんな素材にチョークみたいに書ける油性ペン。やわらかい線と発色のよさにはまってしまったんだけど世界堂にも黒しかなかったので、ネットで注文しました。
デザインはいろいろ参考にしつつ適当に。最悪まっすぐな線が引いてあればよし!
私は50人くらいの式だったので6枚ほどすこしずつイラスト変えて手描きしましたが、1枚考えればコピーでも印刷でもいい。
お絵かきできたら板と紙をパンチで穴開けてひも通して完成です。新郎新婦で窓口が分かれているため、当日はばらしてバインダーではさんで使ってもらいました。
とまぁここまできてアレですが結局手間かかるしソリッドマーカー1本300以上したからコスパがいいかと言われたらたぶん悪い。
でもできあがるとちょっとうれしいんだな。